地域づくり委員会 第四回

内閣官房 地域活性化統合事務局 参事官 髙村義晴 様
日本、木の文化と地域づくり
~自然・季節観に抱かれた暮らし方を生かした地域づくり~
平成23年5月27日(金)

【モデル地域認定は結果】
球磨人吉の地域づくりは、基本に立ち返ってやることが大事なことと考えています。「地域づくりは、ひとづくり、風土づくりです」と最初の第1 回に私から話したかと思います。私は、地域づくりのために藤田財団に自分のお金を資本金として1,000万円出しています。昨年9 月1 日より、藤田株式会社の事務員、社員(山中)の3名が藤田財団の業務の仕事をしていますが、私も含め、財団設立より藤田財団から今まで給料は全員もらっていません。球磨人吉の地域づくりを成功させるために、昨年から今年にかけては、毎日多くの時間と少なからず経費もかけて、少しでもこの地域を良くしたいと思ってやってきました。これも、実際に球磨人吉地域のために立ってやっていく人、また、これから先、一生懸命頑張っておられる方及び若い有能な人材を育ていくためです。今後も委員の皆さん達には“つよい気持ちをもって”地域づくりに取組んで行く事をお願いします。今後のスケジュール、又、議題については、おひとり、おひとりの考え方や自分自身ひとり、ひとりが、いま自分達がやっている仕事の延長では「真の球磨人吉の地域づくりモデル認定」にはならず、国は指定をしないと思います。今、まだ地域づくり委員会が、今日で4 回目の委員会が1 回3 時間30 分では出来るはずがありません。例えば、ご自分の息子さん、娘さんが1 ヶ月や1 年で、一人前になるはずがありません。ひとり、ひとりが必死になってやらなければ、球磨人吉が全国初のモデル地域にはならないと思います。

私に「球磨人吉が地域づくりのモデル認定のできる方法があったら、皆さん教えて下さい。よろしくお願します。前回の委員で「この委員会の今後の方向性を委員長に決めて頂き たい。」というお話がありましたが、それは、この席(地域づくり委員会)で何回も同じことを私は話しております。ただの、“話しだけの話”で終わるのであればいいのですが、国より指定を頂くためには、今この時期では、まだ結論は早いです。
今は、ひとりでも多くの方に委員会に参加ができる事が今後の方向性です。又、この委員会の会議資料も皆さんに見て頂いています。球磨人吉の『日本、木の文化と地域づくり』『自然・季節観に抱かれた暮らし方を生かした地域づくり』を少しでも皆さんにわかって頂きたいと作成しました。高村参事官様からは、結論的な話はいっさい聞いておりません。参事官から直接には何も先のこと、たとえば「お金がこれだけ国から出ます」や「球磨人吉のモデル地域認定が出来る話」という話はいっさい聞いておりません。まだ、「来年の総合特区は、継続される」話しか言われていないです。藤田財団の事業計画案を皆さまへ最初の“第1回目”の時に差し上げたかと思います。それが、藤田財団の考え方です。その他、皆さんの考え方があったら言って下さい。それを、球磨人吉地域づくり委員の方と協議しながら(話し合いながら)進めて行くことになると思います。しかし、具体的、計画的になると皆リスクを背負う事になります。そうなると、だれも出席して話し合いには参加しないと思います。そうならないためにも、全て私がリスクを今、背負って進めています。それがリーダーの仕事です。ですから、委員長としての私の仕事は、私が決めて行きます。皆さんは、ご自分の今のされているお仕事をもう一度考えて、見直してお互いの人と人とのつながりをもっと、もっと考えてはいかがですか。そして、球磨人吉の地域づくりがお互いの共有をできるようにして下さい。私、委員長からくれぐれもお願いします。

私の企業家として、45 年間忘れることなく培ってきた“まちづくり”は『郷土愛を大切にしたい 社員一丸となって郷土に奉仕』の精神。また、モットーとして“常に変革の意識”を持ちながら、全ての事業に誠心誠意に取り組んで参りました。日本(経済)を良くするためには、まず、地方が元気にならなくてはならないと思います。「地方…球磨人吉が元気になる!そして、熊本…九州。日本と元気になる!」その気持ちを強く持って『球磨人吉地域を活性化させたい!そして、日本を元気にしたい!』と頑張って参ります。
そして、「球磨人吉の皆さまに感謝」と「地球環境、自然の恵みに感謝」のふたつの感謝に報いるためと、「相良文化815年の歴史の中で先人の方々が、守り引き継いでこられた大切なモノ(知恵や自然、技)」を少しでも次世代に引き継ぐため、球磨人吉の地域資源の価値を高めて、球磨人吉の新しい魅力によって人が訪れるような、観光需要を生み出して行きたいと考えています。“球磨人吉の地域づくり”を広く皆さんに知って頂くためには、現に地域のために活動されている方を「日本、木の文化と地域づくり委員会」(以後、委員会) にひとりでも多く、参加して頂く事が主旨になります。 委員会に参加を頂くことは、“地域づくりは人づくり”につながります。(特に、家業をお持ちの方や後継者になられる方には、参加して頂きたいと思います。)『地域づくりは人づくり』の観点に立って、ひとりでも多くの方に参加をして頂きたいと、これまで3回、委員会を開催して参りました。参加を頂いた方には、ひとつでも、一言でも知り、理解して頂くことが委員長としての願いでもありました。3 回の委員会で、活動されている皆さまの思いや活動内容や実績を知ることが少しでも出来ました。第3回にすこし話しましたが、5 回目の委員会では、今回の委員会を含め4 回の委員会をまとめて、まだ、時期早々と思いますが、時間がないので発表するステージを考えています。これで、民間の今後の方向性が決まるかと思います。〔 7 月3 日(日)、7 月9 日(土)、7 月10 日(日)の内、1 日を検討中。発表の場も現在、建設中。〕発表する場だけではなく、委員会に参加して頂いた皆さまにご協力をお願いし、一般の皆さま、子どもたちにも“地域づくり”“木の文化”に触れて頂けるようなイベントにしたいと計画しています。委員会活動は、この5 回で委員会の一つの目標を終えると考えています。今後、行政サイドの取り組み(協議会の設立)の動き次第ですが、招集をかけて話すことがあれば、再び委員会の活動を起こすことになると思います。まずは、一日でも早く球磨人吉十市町村の【地域活性化 協議会(現在、総合特区準備会)】が動き出し、民間の活動を反映させるために、4 回の委員会活動をまとめた内容を内閣官房 地域活性統合事務局へ提出致します。

最後に、私は【人との出会い】を最も大切にして参りました。「地域づくりは人づくりと風土づくり」「企業(事業)は人なり」常に“ひと”が中心でした。こらからも、この思いや精神を忘れずに頑張って行き、球磨人吉が日本全国初のモデル地域の認定を目指します。その為には、地域民間の皆さまの心をひとつにして、創意工夫をし、地域民間の全力で取組んで行き、又、藤田財団が【新しい公共】を目指して、末永く継続出来るように私も頑張ります。

一般財団法人神城文化の森
藤田財団としての事業計画書(案)

≪球磨人吉の地域づくり、まちづくり≫の現状は、市民参加型の活動が多いようです。これまでは球磨人吉の地域づくり、まちづくりを小さな単位で様々なアプローチ(仕掛け・方向性)で活動をされていた状況です。
ただ、活動されている方達は、自分達の時間やお金、知恵をしぼって真剣に「地域づくり、まちづくり」に取り組まれています。行政も厳しい予算の中で、やりくりして様々な取り組みをされています。そのどれもが[大切な活動]です。よい活動、取り組みも現在のように小さく、限定された地域では結果、成果も出難いのではと考えます。また、多様な仕掛け、方向性では競合や共倒れなどの失敗原因を作ってしまいます。
藤田財団は、『日本、木の文化』と『球磨人吉の歴史と文化』をキーワードに球磨人吉を一つの方向に向けられるような“地域づくり再生の母体"が必要と考えております。グループや市町村の小さな単位で組織せず、球磨人吉全体で組織を形成する事が必要です。シンボルとして『神城文化の森』を活用し、≪球磨人吉の地域づくり、まちづくり≫が一つの方向に向かうように指標を明確にする事が必要と考えます。
「日本の木の文化」と「地域再生」を目指して、球磨人吉の地域活性化のモデル地域認定を目指します。
地域活性化の活動の原点の環境保全活動に力を入れ、球磨人吉の財産である『豊かな自然環境と相良文化815年の歴史』を少しでも継承して、次世代に引き継ぐ事が重要と考えています。今、私達自らの手でできる環境活動を積極的に行い、球磨人吉から全国、世界へ環境保全の重要性を発信したいと思います。
未来の日本の国づくりのために、地球環境を創造して、人間社会を確立することが大切なことと考えます。日本の自然環境を守りながら新しい産業を生み出し、球磨人吉の経済発展へ大きくつなげられるように頑張ります。自然と産業、地域環境を保護し人々の暮らしの調和が取れる、新たな産業を生み出して産業振興の機会をさぐる必要があると思います。地域づくりは、ひとづくりであり、風土づくりでもあります。昔ながらの風土を大切にしている球磨人吉地域ですが、先人の知恵をこれからも残し、地域が連携して意識を高める必要があります。物心両方が豊かになり、地域の人たちが住んで満足できる町こそ、外部の人たちも魅力を感じ、訪れてみたい町になるはずです。
神城文化の森(藤田財団)を中心に“球磨人吉全体と相良文化81 5年をテーマ"にした『新生相良藩球磨人吉の地域づくり』です。神城文化の森を【城(拠点)】として、地域づくり、まちづくりの実践者を【家臣】として活動するのです。相良文化815年の関わる歴史、文化を洗い出し(見直し)、家臣(実践者)を集結させて戦略(地域活性化策)を練っていきます。家臣は、グループや市町村の小さな単位で組織せず、球磨人吉全体で組織する事が必要です。また、シンポルとして『神城文化の森』を活用し、<<球磨人吉の地域づくり≫が一つの方向に向かうように指標を明確にする事が必要です。
相良文化の中に近年、国宝青井阿蘇神社から【五色の龍神(ごしきのりゅうじん)】が日の目を浴びました。五色の龍神は、約400年前の相良藩20代目藩主の長毎公が青井阿蘇神社に泰納された代物です。
五つの龍神は、『青龍一東一木,赤龍一南一火,黄龍ー中一土,白龍一西一金(ごん),黒龍一北一水』とそれぞれが方角や自然の意味を含まれ、幣殿天井裏に守護神として祀られていました。また、青龍・赤龍・白龍は“昇り龍”、黄龍・黒龍が‘‘降り龍"と大自然の循環や地域の循環を意味していると言われています。現代では、行政区分けにより球磨人吉十市町村と分れていますが、相良文化は球磨人吉全体に今も息づいています。五色の龍神に込められた相良文化の意味をひも解き、現代に当てはめると偶然かもしれませんが、マッチングする事が多岐に有ります。五色の龍神の思想を地域活性化の構想に織り込み、地域づくりを球磨人吉全体で考え、循環させることが重要と考えております。