地域づくり委員会 第一回

左:藤田勲 右:髙村義治参事官
藤田勲

2011年(平成23年)2月19日(土)
-藤田株式会社45年の集大成事業-

今回の藤田財団事業計画の発表に伴い、この計画までの経緯をご説明させて頂きます。

平成21年9月1日、≪ 日本の木の文化と地域づくりモデル認定地域 神城文化の森 ≫と題した提案書を錦町へ提出しました。この提案書は、全国で初めての官民一体となった「日本の木の文化を中心とした地域再生のための地域づくり拠点(内閣府 民間資金活用事業)の指定、モデル地域認定をお願いしました。

錦町には、これまで「神城文化の森」施設の寄付など私共の思いや実績をご理解頂き、平成21年10月に当時の内閣府に錦町より提出をして頂きました。

時が流れ、『日本、木の文化と地域づくり』は、藤田財団を平成22年9月1日設立し、できる事から始めようと動き始めました。平成22年9月17日、私(藤田 勲)と当財団役員、錦町企画観光課 岩田課長と共に“平成23年度の地域再生事業”について、ご相談を致そうと 内閣官房 地域活性化統合事務局(以後、統合事務局)の和泉局長を訪ねました。会談では、平成21年10月に内閣府へ提出した経緯説明や今回、総合特区アイデア募集の計画ポスターを平成22年9月17日に提出を致しました。

当時、統合事務局では、平成22年6月18日に閣議決定された「新成長戦略~元気な日本復活のシナリオ」の1つである【総合特区制度の活用】の施策案を広く募集している時でした。

(募集期間:平成22年7月20日~平成22年9月22日)

会談の中で、その施策案募集に応募する運びとなり『日本、木の文化と地域づくり』は、【総合特区制度を活用】した新しい方向性が見出されました。

総合特区は、「地域の知恵と工夫を最大限活かす規制の特例措置及び税制・財政・金融上の支援措置等、“新しい公共”との連帯を含めた政策パッケージを講じる。」と、これまでの地域活性化事業の反省を踏まえ、民間の知恵や資源をより活かし、官民一体となって地域づくりを行う支援制度と提言されています。

また、私のこれまでの球磨人吉(地域づくりの活動)、『 日本,木の文化施設 神城文化の森 』(錦町)国際交流として、ラオス(22校の小学校建設)、中国(万里の長城 環境保全植樹活動)への援助・寄付活動、そして熊本県民運動(ロアッソ熊本スポンサー支援)などを評価して頂き『 地域活性化伝道師 』を平成22年10月7日付けで内閣官房より拝命する事にもなりました。

中国『万里の長城 植樹祭』
中国『万里の長城 植樹祭』
ラオス(22校の小学校建設)
ラオス(22校の小学校建設)

これまで、『日本、木の文化と地域づくり』を提唱しておりましたが、この制度を活用し球磨人吉の地域づくりが具体的に動き出す機運も高まりました。その動きは、平成22年10月26日に統合事務局 高村参事官が球磨人吉を訪れ、球磨人吉の10市町村を一同に会し「地域活性化についての勉強会」開催された事につながりました。(この時、伝道師認定の証書授与も執り行われました。)

今年に入っても、平成23年1月27日~28日にも高村参事官に来訪頂き、総合特区市町村担当会議、球磨地域振興局長、球磨町村会にて打合せや勉強会が開催されました。
こうして、このような経緯をたどりまして具体的な 藤田財団事業計画の発表 を致す運びとなりした。

-新生相良藩 神城文化の森-
球磨人吉 地域活性化地域づくり

≪球磨人吉の地域づくり、まちづくり≫の現状は、市民参加型の活動が多いようです。 これまでは球磨人吉の地域づくり、まちづくりを小さな単位で様々なアプローチ(仕掛け・方向性)で 活動をされていた状況です。 ただ、活動されている方達は、自分達の時間やお金、知恵をしぼって真剣に「地域づくり、まちづく り」に取り組まれています。行政も厳しい予算の中で、やりくりして様々な取り組みをされています。 そのどれもが【大切な活動】です。よい活動、取り組みも現在のように小さく、限定された地域では結 果、成果も出難いのではと考えます。 また、多様な仕掛け、方向性では競合や共倒れなどの失敗原因を作ってしまいます。

私たち【 藤田財団 】は『日本、木の文化』と『球磨人吉の歴史と文化』をキーワードに球磨人吉 を一つの方向に向けられるような“地域づくり再生の母体”が必要と考えております。 グループや市町村の小さな単位で組織せず、球磨人吉全体で組織を形成する事が必要です。シンボルと して『神城文化の森』を活用し、≪球磨人吉の地域づくり、まちづくり≫が一つの方向に向かうように 指標を明確にする事が必要と考えます。

日本の自然環境を守りながら新しい産業を生み出し、球磨人吉の経済発展へ大きくつなげていきます。 自然と産業、地域環境を保護し人々の暮らしの調和が取れる、新たな産業を生み出して産業振興の機会をさ ぐる必要があると思います。

地域づくりは、ひとづくりであり、風土づくりでもあります。 昔ながらの風土を大切にしている球磨人吉地域ですが、先人の知恵をこれからも残し、地域が連携して意識 を高める必要があります。物心両方が豊かになり、地域の人たちが住んで満足できる町こそ、外部の人たち も魅力を感じ、訪れてみたい地域になるはずです。

神城文化の森(藤田財団)を中心に“球磨人吉全体と相良文化815年をテーマ”にした 『 新生相良藩 神城文化の森 球磨人吉の地域づくり 』 です。 神城文化の森を【城(拠点)】として、地域づくり、まちづくりの実践者を【家臣】として活動するのです。 相良文化815年の関わる歴史、文化を洗い出し(見直し)、家臣(実践者)を集結させて戦略(地域活性 化策)を練っていきます。家臣は、グループや市町村の小さな単位で組織せず、球磨人吉全体で組織する事 が必要です。 また、シンボルとして『神城文化の森』を活用し、≪球磨人吉の地域づくり≫が一つの方向に向かうよう に指標を明確にする事が必要です。

-「日本、木の文化」の手づくり郷土・球磨人吉-

地域活性化の活動の原点である環境保全活動に力を入れ、球磨人吉の財産である『豊かな自然環境と相良 815年の木の文化』を守り次世代に引き継ぐ事が重要と考えています。今、私達自らの手でできる環境活 動を積極的に行い、球磨人吉だけでなく全国、世界へ環境保全の重要性を発信したいと思います。

日本、木の文化と地域づくり委員長 藤田 勲

平成 21年9月1日
日本の木の文化と地域づくり ・まちづくりモデル認定地域
神城文化の森

本町の「神城文化の森 」を管理運営する藤田株式会社(代表取締役藤田 勲氏)は、平成7年3月27日本町の誘致企業として指定されました。
藤田株式会社は、これまで球磨 ・人吉の地域づくりのため多くの地域貢献を行ってきました。
同社は、人吉球磨消防組合に対し、 昭和 60年と平成 11年に災害時人員搬送 及び職員研修のため28人乗りマイク ロバスを 1台ずつ、平成19年1月には12人乗りマイクロバスを 1台、合わせて3台寄贈しました。また、昭和52年11月には免田地区商工会館(現 あさぎり商工会館)建設資金として30万円を寄付、平成2年5月には人吉商工会議所建設資金として1000万円を寄付しまし た。
平成20年2月29日に本町に藤田株式会社より寄付の申し出があり 、その理 由は球磨人吉の地方分権の確立の為に、

1. 錦町を中心に球磨・人吉の合併(十市町村)

2. 高速道路、サブインターチェンジの造設(蟹作町)

3. 相良810年の歴史、 球磨・人吉地域づくり・ 町づくり を目的としたものでした。

寄付第一回目 、平成20年5月27日に神城文化の森 錦町の土地約56350㎡と市房杉焼酎館、人形館、ポスター館、神城本丸二の丸などの42棟の建物(延 床面積5060㎡) 同社帳簿価格約 6億円と現金 1億円を寄付、さらに寄付第二 回目 、平成21年3月27日には、土地約41700㎡と市房杉記念館、屋久杉記念館などの7棟の建物(延床面積9864㎡)同社帳簿価格10億3500万円を寄付しています。同記念館は、世界自然遺産登録地屋久島の屋久杉を始め、森林セ ラピー基地の県内初の認定を平成22年3月までに目指す水上村市房山の市房杉 (千年杉)、ケヤキ、松他などの原木、盤木、床柱、彫刻、家具、工芸品を一堂に展示し、木の文化を後世に残しながら球磨人吉から全国、世界に発信しています。

また同社は、平成 19年1月には、地球環境保全のためイオン環境財団を通じ 中国「万里の長城」の植樹活動に2800万円、ラオスに建てられた学校20校の 建設資金7200万円の合計 1億円を寄付する国際的な社会貢献を行っています。 そして同社は、スポーツ文化への貢献として、ロアッソ熊本のオフィ シャル スポンサーも行っています。「熊本に Jリーグチームを」というスローガンのも と、県民運動としてロアッソ熊本は誕生しました。スポーツを通じて、 子供た ちに夢と感動を、地域に誇りと感動を与え熊本を元気にするとい うクラ ブ理念 に賛同し、平成20年4月よりユニホームスポンサーとなり、選手たちは背中に 「神城文化の森」のロゴが入ったユニホームを着て試合を行っています

このほか 、ロアッソ熊本が行うホームゲームの内 、年6回のサンクス マッチ の実施、 そして、これまで 「 神城文化の森 錦町 ロアッ ソ能 本少年サ ッカー教室Jを 第1回平成21年2月11日、第2回 平成 21年5月31日、第3回平成21年8月11日に 実施して きました 。さらに今年は 、元日本代表 で2001年の年 間最優秀選手 (MVP)にも選ばれ、現在 Jリー グ選手協会会長を務める藤田 俊哉選手の獲得ため 、株式会社アスリートクラプ熊本へ全面支援を行い協賛金 の増額を行いました。 また 、同社は昭和58年11月から本町内に開発を始めた複合商業施設サ ンロ ードシティ錦町を平成 5年5月28日に開店、平成 15年11月28 日には複合商業施設サンロードシティ熊本を熊本市東町に開店しており 、直営店及びテナ ン トを含め約800名の社員を地元から雇用しています。 このように「神城文化の森」は、木の文化を中心に地域貢献、世界貢献、ス ポーツ文化振典を行い、地域づくり・まちづくりに積極的に取り組んできまし た。 そして今後 、球磨・人吉を(球磨郡市)にして、五木村の五木村づくり 、水上村の市房山森林セラピー基地認定、人吉市の人吉城の復元、球磨 ・人吉全体 の地域づくり・まちづくりを希望します。 また 、我が国では 1999年 7月公布のPFI法(民間資金等の活用による公共 施設等の整備等の促進に関する法律)がありますが、これは公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に 、従来のように公共が直接施設を整備せず に民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法があります。 よって、全国で初めての官民一体となった 「日本の木の文化を中心とした地 域再生のための地域づくり・まちづくり拠点(内閣府 民間資金等活用事業)」の指定 、モデル地域認定をお願い致します。

神城文化の森藤田株式会社 代表取締役藤田勲氏の経歴
昭和19年7月2日生
昭和35年3月 免田町立免田中学校卒業
昭和35年 4月 立松重ー養鶏場(愛知県名古屋市港区善進町)入社
昭和37年 12月 澤田庄蔵食鳥(宇土市)入社
昭和41年6月 藤田精肉店創業
昭和45年2月 有限会社 中球磨プロイラー設立 代表取締役就任
昭和55年4月 有限会社熊食産業設立 代表取締役就任
昭和58年6月 株式会社 サンロ ー ド設立代表取締役就任
(平成18年12月 藤用株式会社に商号変更)
平成13年10月 神城温泉有限会社 設立 取締役就任
(平成18年12月 昭和村株式会社に商号変更)
平成14年7月 神城文化の森有限会社 設立 取締役就任
(平成18年12月サンロードセラピー株式会社に商号変更)
平成16年2月 サンロード株式会社 設立 代表取締役就任
平成20年4月 相良810年の歴史協力会設立会長就任

現在  藤田株式会社 代表取締役
昭和村株式会社代表取締役  相良 81 0年の歴史協力会 会長
フジタグループ サンロード株式会社(代表取締役 尾方春敏) サンロードセラピー株式会社(代表取締役 尾方春敏)